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4・13長野県議選挙 〜飯田市区〜
 古田 芙士 62 自現

 党県連組織対策委長、市森林組合長、県アーチェリー協会長、飯伊山林協会理事。連続4期。下農高卒、飯田市上殿岡。
候補予定者に聞く〜古田氏〜

―飯田市区で唯一の現職となったが
 重大な責任を感じる。財政再建をはじめとする課題を抱えたまま、大きく変わり始めた県政、議会が進むべき道を見極めたい。
―何に力を注ぐか
 やはり、景気と雇用対策。地方分権により特色ある施策が実現できるはず。精密機械工業を中心に技術開発が盛んな飯伊地方においては、受注の確保を支えていく必要がある。雇用減少にも、きめ細かく対応したい。
―財政改革は
 行財政改革特別委員として1年間、議論を重ねてきた。この成果を生かしていく。県債残高は約1兆6000億円、県民1人当たりでは全国31位。国が58.2%を交付税として負担する約束しており、国との信頼関係が重要になってくる。
―行政のあり方は
 心の豊かさを求める時代。福祉や教育、環境へと大胆に転換していかなければ。その土台として、均衡ある県土の発展も忘れてはいけない。知事も北高南低を認めている。認めたからには、実行してもらいたい。
―議会改革も課題だが
 県政のチェック機関として是々非々で対応してきた。それは変わらない。これから試されるのは政策立案力であり、男女共同参画社会づくり条例をはじめ議員提案による政策が実現し始めている。チェック機能だけでなく、“創り出す”議会を目指す。
一あるべき議員像をどう考える
 地域に選出されたという意味は重い。例えば、車座集会は県政が身近になったという点では評価できるが、民意を聴取する仕組みとしては公平性に疑問が残る。地域の声を広く、細かく汲み取るには、地域に暮らし、実情を知る代弁者が必要だ。
―選挙に向けて
 知事不信任に絡む一連の行動が理解されなかったことを反省に、信頼される議会づくりに向けて努力したい。知事の行動が、県土全体の将来を視野に県民益を考えたものか、しっかりと見極められる人が必要だ。

力強く第一声・古田氏〜
真の県民益を求める
経験と実績に期待寄せて
古田芙士派は午前8時半から、下殿岡の本部事務所前で出陣式を行った。県議4期の経験に基づく判断力、行動力に信頼を寄せる多くの支持者が集まり、「長野県、飯田市の試金石となる重要な選挙」と位置づけ、必勝を誓い合った。

 土屋隆選対委員長は、古田候補の実績を踏まえ「地域の将来を託せる唯一の存在。私たちには県会へ送り出す責務がある」と士気を鼓舞。

激励に駆けつけた中島衛元代議士、吉田博美参議、塩沢昭県議らも候補の政治手腕に期待を寄せた。

 古田候補は景気・雇用対策、財政健全化をはじめ、議会改革にも意欲を示し「県土の均衡ある発展と真の県民益のため、地域の代弁者として特色ある政策を提言していく」と約束。支持者に向けて「皆さんの力を信じて戦う」と決意を語った。

横顔〜古田氏〜
 何事にも手抜きのない実直な姿勢に寄せられる信頼は厚い。振り返れば、熱心に取り組むうち、いつの間にか中心的な役割を担っていることが多かった。政治への関心を抱くきっかけとなった青年団活動でも団長を任されていた。

 下條村親田にある農家の長男として生まれ、下伊那農業高校に進学。駅までの約8キロを歩き、電車で1時間半かけて通った。部活動に励む時間はなかったが、毎日の通学によって、ハードな議員活動を支える体力と精神が鍛えられた。

 高度経済成長のうねりに突き動かされ、郷里を離れた後、青年団や労組運動を端著に政治の道へ踏み出して40年近くなる。中島代議士の秘書を務めながら、地域に役立つためには県の立場が重要だと痛感し、立候補してから16年が経つ。

 経験が育てたのは、人との結びつき。集会や会合だけでなく、日常生活を通して飯田の人情や風土を心に染み込ませてきた。“足で稼ぐ”選挙に汗を流した世代としての自負もある。激動の青春をともに過ごした仲間の支えも心強い。

 多忙な議員生活の息抜きは、囲碁とマレットゴルフ。各方面からの気楽な誘いがうれしいという。妻と長女、愛犬と暮らす。

候補を語る〜古田派・土屋隆さん
 秘書時代から30年近い付き合いになる。きまじめで思いやりのある人柄を頼り、あらゆる方面の方々が周囲に集まっている。どの分野に進んでも、中心となって活躍できる人物だろう。

 農家の長男として生まれ、政治はゼロからのスタートだった。身内の反対を押し切り、地域の役に立ちたいという使命感だけで立候補。少年のような純粋さで懸命に取り組み、この地域にとって掛け替えのない存在に成長してくれた。

 親族に依存せず歩み出した議員活動だったが、多くの縁者が支えてくれていることを知り、3期目に失礼を詫びたと聞いている。後援会長を頼まれた時、“器でない”と固辞するつもりだったが、情熱と責任感、人情の厚さに心を打たれた。

 県全体のバランスを考えられる県議として、県職員からも人望がある。経験と実績が“必ず行動”という姿勢を示しており、飯田の財産と言っても過言はない。この時代の転換期に生かさなければ、大きな損失になる。

 北高南低についても、現実を理解している候補はほかにいない。社会資本整備や所得水準など格差の是正を願うなら、結論は決まってくる。古田候補に将来を託し、飯田の夜明けを期待したい。

 飯田市毛賀、輝山会理事長、66歳。

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