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4・13長野県議選挙 〜下伊那郡区〜
 木下 征義 62 共新

 党郡県政対策委長。喬木村議9期、南信州広域連合議員など。平成14年県議補選に初出馬。下農高卒、喬木村大和知。

候補予定者に聞く〜木下氏〜

―前回の補選(昨年9月)では、共産党の固定票を大きく上回る得票だったが
 「県議会を変えたい」という県民の要求の表れだったと思う。現にその補選で、党県議団は1議席増やして交渉会派入りを果たし、県民のためのさまざまな提案を実現させている。今回も多くの支援をいただき、田中知事の下、変わり始めた県政をさらに前進させたい。
―今回は、田中知事の支援候補が下伊那郡区で出馬を予定している
 特に意識していないが、一緒にやっていける方だと思う。子供を持った若いお母さんにも県政への道は開かれるべき。とにかく自分自身は、現職にどう切り結べるかを争点に戦う。
―県議会のあるべき姿は
 これまでは自分たちにとって都合の悪いものや少数派を排除する傾向が強く、県会そのものが民主的でなかった。喬木村議を長年務めた経験を生かし、県民の暮らしと福祉を守る県会を実現させたい。
―県政で取り組みたいことは
 下伊那の発展は農林業と中小企業の発展なくしてはあり得ない。まずは、農林業発展のための政策実現、中小企業に対する県事業の受注機会拡大を図りたい。挙げたらきりがないが、やはり福祉と教育は今後を考える上で重要視しており、福祉施設増設、小児医療をはじめとする医療体制の充実、30人学級の実現などを求める。公共事業も1.5車線道路など、国の補助に比べて安価で出来る県独自の規格を積極的に取り入れていきたい。
―市町村合併について
 国の押し付けによる早急な合併は、地域を壊す元になるので反対。合併しなくても、それぞれが生き生きと暮らせる道を探っていきたい。
―イラク攻撃を支持する国の対応は
 戦争は絶対やってはならないこと。国際的にも未曾有の反戦運動が起こるなか、憲法9条を持つ国が戦争を推すのは信じられず、恥ずべきこと。住民の暮らしへの影響は必至で、早期終結のためにも世論を高めたい。

力強く第一声・木下氏〜
争点は改革と戦争
住民守る県政実現誓う
木下征義派は午前9時から、喬木村小川のJAみなみ信州喬木支所前で出陣式を開いた。支持者約100人が集い、「住民の暮らしを守る県政を実現できるのは木下候補のみ。党派を超えて支援の輪を広げ、栄冠を勝ち取ろう」と士気を高めた。

 松尾良利選対本部長は「戦争を進める党の候補と赤字県政を作った候補は絶対に支持できない」と現職を批判。同村の原東彦、高森町の久保田昌幸の各選対責任者の激励後、松川町出身のジャーナリスト本多勝一氏らからの檄文が披露された。

木下候補は、県政改革とイラク戦争の2点を選挙の争点とし、県道改修推進▽農林業発達▽中小企業振興―など公約を提示。「田中知事を支援し、意見を申しながら県民一丸の県政を作りたい」と決意を語り、郡内一巡の遊説に繰り出した。

横顔〜木下氏〜
  「住民こそ主人公」をモットーに昨年までの9期33年、喬木村議を務めた。「これまで住民から学ばせて頂いたことを、今度は県政の場で生かしたい」―。対話を重んじ、県民の目線に立った県政の実現を誓う。

 民主化への気運が高まっていた1962年、共産党に入党し、69年、村議に立候補して初当選。以後、福祉、道路整備、中山間地開発など、多方面にわたる事業に着手、副議長を3期務めた。

 議員活動の一方、畜産をはじめ養蚕、果樹などの農業を営んできた。オイルショックやBSE問題などの難局に直面するたび、農家の代表として国や県に働きかけ、よりよい方向を切り開いた実績は自身の誇りでもある。

 昨年初挑戦した補選の得票は固定票を大幅に上回り、県議会刷新への県民の強い願いを感じたという。農林業と中小企業の発展をはじめ、教育・福祉の充実などを掲げ「田中知事の下、変わり始めた県政をさらに前進させたい」と意気込む。

 幼少時代、熱病が原因で小児まひに。わずかに障害が残った。「困難も友人や地域の支えで乗り越えられた。苦しい時代だが、皆で考え、助け合ってこそ可能性ある地域を作り出せる」。喬木村大和知の自宅に妻と2人暮らし。
候補を語る〜木下派・村山寿男さん
  青年団時代から40年以上の付き合いになるが、何事にも真剣に取り組む勤勉で実直な人柄は昔から。昨年まで33年にわたる喬木村議時代は「困ったときは征義さ」と党派や地域、年代を超える多くの信頼を集め、それに応えてきた。

 高度成長期、農家の青年が次々と民間企業に就職していくなか、一貫して農業を営んできた。畜産を始めて間もないオイルショックによる価格暴落で負債を抱えたとき、同じ立場の農家に呼びかけて学習会や政府交渉を行い、国に低利の融資制度を約束させたことはよく口にする「団結すれば政治を動かせる」という自信につながり、その後の糧になったのだと思う。

 長年、村議を務めたのは本人の努力はもちろん、その人望にもある。地域の要求をくみ上げ、実現のために働くことで人々の心を確実につかんできた実力ある人物。舞台を変えても住民の立場、視点で物を考え、行動する議員になるだろう。

 「農林業と中小企業の発展なくして下伊那の発展はない」と声高に言う。地方議員としての実績と郡の実態を知る豊富な知識を元に多方面にわたり活躍し、田中知事の下で県政改革を進め、新しい下伊那を切り開いてくれると確信している。

 喬木村桃添、農業、66歳。

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