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4・13長野県議選挙 〜飯田市区〜
 小林 利一 55 無新

 会社役員、市会議員5期、同議長2期、飯田青年会議所理事長、建築士会飯伊支部顧問、長姫高卒、飯田市江戸町。
候補予定者に聞く〜小林氏〜

―出馬の動機は
 現在、大きく変わろうとしている県政において、県と飯田市の発展のために、14年5カ月間の市議会議員の経験を生かしながら、県政と市政のパイプ役として、市の活性化と県の均衡ある発展を目指したいと考えた。
―具体的に県政と市政をどうつなげていくか
 厳しい財政状況下では、政策や事業も厳選していくことになる。地域の声を県政に届け、それを反映していく役割の重要性を強く感じている。地元のことを把握できていなければ、県政を語る資格はない。
―何に力を注ぐか
 閉塞感のある県議会を活性化し、本来の議会機能を再生させるためにも財政再建は必須。要望に100%応えることができなくとも、それに限りなく近づけることは可能である。不況をこれ以上拡大せずに事業とのバランスをうまく保ち、ムリとムダのない行政運営を推進すると同時に、財政改革を正常化するため議論を重視し、新しい議会運営の制度確立のためにも、議員定数の見直しを実行したい。
―田中県政について
 田中知事が何を考えているか、どのような改革を行っていくかに焦点を当てつつ、その内容によって賛成、反対を見極め、必要な意見はその都度確実に伝えていく。
―イラク戦争と米国を支持する日本の在り方について
 米国が最終手段である武力的解決に踏み切るまでには、さまざまなプロセスがあったに違いないが、軽率な行動だったと感じる。フランスやドイツを評価したい。また平和的解決を望む上で、こうなる前の段階において日本にできること、又はするべきことがあったのではないだろうか。
―選挙戦に向けて
 批判ではなく、それぞれの考えを尊重していきたい。県民の皆さんの「不安」を「安心」に変える、また未来を担う子どもたちのための活力ある県議会の実現に向けて、持てるものを全て出しながら、全力投球で臨んでいきたい。

力強く第一声・小林氏〜
循環型社会の構築を
県の均衡ある発展誓う
 小林利一派は午前8時半から、飯田市中央通りの中央公園で約500人の支持者を集めて出陣式を行った。冒頭、岩崎和男選対委員長が「県政と市政のパイプ役を務められるのは小林候補しかいない」と選挙戦にかける意気込みを確認し合った。

 続く中島衛前代議士や塩沢昭県議、連合長野飯田地協金田公一議長、正木文夫橋南自治連合会長らは“時代の変わり目にあたる重要な選挙”と位置付けた上で、「市議時代の経験を活かし、民意を県に届けてもらいたい」などと相次いで激励。

 小林候補は「医療や福祉の方向性を定め、製造業や農業、観光などを交えた新しい21世紀の循環型社会の構築により均衡ある発展に尽力していく」と決意表明。「9日間全力投球で勝利に向かって突き進みたい」と力強く第一声を放った。
 
横顔〜小林氏〜
 青年時代、故木下一人県議に「将来の飯田市の発展のためには、地卵を育てるしかない。若い人は未来を見て頑張らなくてはいけない」と言われたことが、地方政治を考えるきっかけであった。1988年、市議会議員に初当選して以来、5期15年間にわたる市政の現状と市民の要望を見つめてきた豊富な経験と実績を盾に、「飯田市民の生活を守る県政の確立」を誓う。

 長姫高卒業後、修業を経て建築事務所を設立。青年会議所理事長時代にはさまざまな地域活動に参加し、地方自治の重要性を改めて認識すると同時に、中島衛代議士の後援会活動に飛び込み積極的に政治と関わってきた。

 市議当選後は総務文教委員長ほか常任委員長を歴任し、5年間市議会議長を務め、2001年の会派再編に伴い最大会派である「会派みらい」の結成に参加。初代会派代表を2年間務めた。

 「地方自治では自由な議論を拘束し立場の異なる相手の意見を聞けない、国政に繋がる党派は無用」と、政治的イデオロギーによる対立は地域で生活している人々のためにならないと指摘。不毛の対立を排除し住民の目線に立ち誠実で正直な政治の実現に命をかける。飯田市江戸町に妻と2人暮らし。
候補を語る〜小林派・古橋道夫さん
 長姫高校建築科で担任の教師として出会い、3年間の高校生活を見守ってきた。おとなしかったが野球や水泳などスポーツは万能。特に弁護士を目標とした卒業時の国家公務員試験合格には私も驚き、影で着々と目標に向かってひた走る根性と努力、正義感は、いまも変わってはいない。

 その後独立した私の事務所に通いながら一級建築士の免許を取得し、5年後には独立して事務所を持った。建築の創造する面白みが魅力だったようだ。それが今の改革心にも反映されているのでは。

 15年前に故木下一人県議引退時には、持ち前の正義感で出馬を決意したものの、「知名度がないから無理」と、周囲に引き止められて悔しい思いをしたことだろう。だが次の年には市議補選に立候補し、才能に加えた努力が実って初当選。以後15年間にわたる業績は胸を張れる地盤の形成となり、自慢の教え子と言うしかない。

 市議時代には各々の立場を尊重する対極的なものの見方を身に付け、議長として周囲から認められたリーダーシップは長所。これからが本当の意味での本領発揮になるのでは。弱者に対して何とかしたいという正義感を忘れずに、南信地方にも必ずや日の光をあててくれることだろう。

 飯田市伝馬町、建築事務所長、69歳。

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