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4・13長野県議選挙 〜飯田市区〜
 小池  清 45 無新

 飯田市青少年補導センター運営協議会長。平成13年市議選2期目当選。東京理科大卒、飯田市下久堅下虎岩。
候補予定者に聞く〜小池氏〜

―県議として何をしたいか
 一番の目標は県民が安心して生活できる長野県をつくること。そのためには景気対策、雇用確保の施策が必要。農業・工業などの各産業に対し、行政としてできる支援策を充実させたい。
―市議会時代から取り組んでいた情報公開条例について
 県の情報公開条例はすでに施行されているが、条例があっても有効に活用されなければ意味をなさない。開かれた県政を実現するため、請求がなくても県が自ら県民に向けて情報を提供していく姿勢が大切だ。
―飯田下伊那の問題点
 南信地域は、中・北信に比べ地域の整備が遅れている。特に地形などの問題から下水道の普及率は低く、生活道路の整備は不十分、さらに上水道がない地域も存在する。またこれらは、若い世代が地域外へ流出する要因の1つとなっている。若者が定着できる環境をつくるため、環境整備や雇用確保など包括的な対策が必要だ。
―県議会はどうあるべきか
 昨年の知事不信任は、議会と県民の間に確執があったことを浮き彫りにした。議員は県民の声に耳を傾け、知事とよく話し合い、民意を反映したより良い長野県を見出す努力をしていかなければならない。
―長野県の将来像は
 豊かな自然環境と地域文化を育んでいくものが必要。北信でやっているように南信でも農産物や観光地などを利用した産業を育成するなどして地域のよさを内外にアピールしていきたい。
―田中県政の評価は
 知事を良い悪いとは一概には言えない。それぞれの施策について個別に判断したい。無駄な公共事業の削減については評価できるが、生活基盤の整備が遅れている南信にそのまま当てはめることはできない。
―イラク情勢で日本がとった対応は
 戦争は、絶対反対。できる限り平和的に話し合いで解決できる方法を模索していくべきだ。

力強く第一声・小池氏〜
地域の課題を県へ
ともに県政改革を
 小池清派は午前8時から、松尾寺所の本部事務所前で支持者ら約600人を集め事務所を開き、続いて出陣式を行った。

 冒頭、高橋勉選対委員長が「勝つためには、ここに集まったみなさんが1票でも多くのお願いをしてくことが重要。若い人の若いエネルギー、未来のある候補に皆さんの絶大なるご支援を」とあいさつ。菅沼立男市議や中島一夫信南交通社長などが相次いで激励。

 小池候補は「今日から9日間で、県の状況が決まる。この地域の課題を県へ伝えていくことが県議の役割。ともに県政の改革を進め、ともに南信を改善していこう。介護・教育・環境、何よりも雇用と景気対策が問題となっている。13日の勝利に向かって戦い抜いていこう」と第一声をあげ、支援者の声援に送られ市内遊説に向かった。

横顔〜小池氏〜
 誠実一路が信条―。朗らかな笑顔と素直な人柄に支援者の評価も高い。飯田高校を卒業後、東京理科大学に進学。建設会社社長を経て、35歳で飯田下伊那で初めてのコンピューター販売会社を立ち上げた。

 97年、飯田市議会議員に初当選。一昨年4月には2期目の当選を果たした。情報公開条例への取り組みを続ける一方、高度情報化マルチメディアネットワークの整備、新エネルギーとしてのバイオマスの有効利用、NPO設立支援センターの設立などに力を注いだ。

 「今は時代の変わり目。今までと違った議員像が求められている。会派の数で物事を決める時代は終わった」と時代を見据える。若さで新しい時代へ取り組む姿勢は、コンピューター販売会社を設立した昔も県議会を目指す今も変わらない。

 あたたかい時期になると毎朝自宅周辺を散歩する。「早く父が亡くなったからね。健康には注意しないと」と話す。体調管理のためか晩酌は、缶ビール1本と少なめ。

 趣味は読書と音楽鑑賞。よく読むのは歴史小説、特に宮城谷昌光の作品を好む。時代の流れと過去の偉人たちに心を曳かれるという。下久堅下虎岩の自宅で中学生の長男と長女、母、妻の5人暮らし。
候補を語る〜小池派・中島一夫さん
 小池候補とは飯田青年会議所時代に同年で卒業。友人として付き合ってきたが、国政で応援する陣営が異なったため、政治的な部分でつながりを持ったことはなかった。県政を口にする小池候補には、普段の柔和な性格から思いもよらない強い信念と厳しさが見えた。

 今の知事は、新しい時代の扉を開いた。1兆6000億にのぼる借金、県の厳しい財政状況。今まで県知事と現職議員は責任をとるべき。新しい時代、議員も変わらなくてはならない。

 知事も人間。何でも100パーセント正しいわけではない。知事が間違っている時、それを正す人が必要。田中知事の言うことならば何でも従うというようでは県議会の本来の役割であるチェック機能が果たせない。

 県議会は、何でも賛成する親衛隊議員しかいなかったら一般質問も存在価値がなくなる。また、知事をやっつけるんだという反対派だけでもいけない。小池候補はいわゆる中間派。市議でも少数派に属し多数派に付和雷同しなかった。政治に対する強い信念を持ち、自分の軸に従って判断する「議員の中でも開かれた県政を実現するおもしろい人材」だ。会社役員、飯田市今宮町、45歳。

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