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4・13長野県議選挙 〜飯田市区〜
 吉川 明博 48 無新

 しなやかな長野県をはぐくむ会飯田下伊那支部長。郷士沢川部会特別委員。元NTT社員。阿南高卒、飯田市上郷飯沼。

候補予定者に聞く〜吉川氏〜

―出馬の動機は
 しなやかな長野県をはぐくむ会の飯伊支部長として2度の選挙選を経験したが、主張の1つでもある県政と民意のねじれを作ってはいけないと思い決意した。みなさんの声をまとめる事務方から、それを届ける職にステップアップし、県政を本当の意味で市民のものにしたい。
―最初に取り組むことは
 県議には政策を熟知して地域住民に詳しく説明する力と、地元の声を吸収して県政に届ける駆動力が必要。説明責任と実行責任が伴う。いくつもの施策を早く地域に伝え、利用してもらうための勉強を進めている。議会の正常化や議員報酬削減、運営方法の改革には当然取り組む。移動議会を提案し、年1度は飯田市でも県会を開くよう訴えていきたい。
―飯田市区からの出馬を決めた理由は
 市はリーダーシップを取らなければならない。オール下伊那という意識だが、その中心で活動するべきと判断した。「しがらみがなくて分かりやすい」との声に励まされている。県議は地域に予算を持ってくる利益誘導型ではなく、県全体を見渡すことができなければならないという思いもあった。
―田中知事との距離の置き方は
 知事の改革に共感し支援してきたが、県議となればその改革に地域性を加味するなどの調整機能を果たす仕事を担わなければと考えている。知事の改革を手伝うのと同時に、スキルを磨いて首長らとのつなぎ役を担えられればと思う。
―告示後どう動くか
 告示後もこれまで通り、大集会方式ではなく少人数と意見交換を重ねたい。一方通行ではない形こそ民主主義の原点だと信じている。
―抱負は
 何とか県を変えようとする地域のみなさんの熱意を感じている。その声を原動力にパイプ役を務めながら、県政の方向転換に全力を尽くしたい。
―イラク攻撃について
 戦いは何かを壊すだけで何も生み出さない。話し合いで解決するべきだった。

力強く第一声・吉川氏〜
市民立脚、スタートの日
議会改革と公平な県づくりを
 吉川明博派は午前8時半からJR飯田駅隣のアイ・パークで出発式を開いた。吉川候補は約80人を前に「県を作り、変えるのは県議ではなく県民。きょうはそれを示すスタートの日」と力強く第一声を放った。

 田中康夫知事から届いた「民意を反映し、実現できる県議の誕生を望んでいる。忘れまじあの夏の悔しさを。次は吉川さんの番です」のメッセージが読み上げられた後、候補は知事に習ってビール箱に登壇。「みなさんと地域を語り、行政の提案を判断したい」とし、飯伊の声を県政、他地域に伝え、利益誘導型とは異なる形で公平な県づくりを進めることを誓った。

 公約の議会改革については、県議の報酬削減や政務調査費廃止などを改めて約束。温かい声援に感極まって涙を流し、自身初の遊説に出発した。
横顔〜吉川氏〜
 「県政と民意のねじれを市民の手で正さなければ」。しなやかな長野県をはぐくむ会飯田下伊那支部の初代支部長として、2回の知事選で草の根運動の中心的役割を担った。市民立脚、議会の原点回帰、県政の正常化―活動を通じて浮かび上がったキーワードを並べ、県政改革の現場を見つめる。

 12年ほど前、週刊金曜日発刊運動に参加したことが全てのはじまり。飯伊の事務局として本多勝一氏や筑紫哲也氏を招いた講演会を成功させると、政治や社会、平和などへの関心に導かれるまま、さまざまな市民運動の事務方を担った。

 田中氏との出会いは2000年。知事選を前に、擁立の動きが活発化した頃だった。「支持するかどうかは話を聞かなければ分からない」と本人に伝えた上で、飯伊で複数回の語る会を開催。県政の問題点を明確に示し、県民とゼロから創り直そうとする同氏の姿に感銘を受け、支持を決めたという。

 目指すは地域と議会をつなぐ「県政の事務方」。支援者として連呼した“改革”の言葉の責を負い、自ら立ち上がる姿を田中知事は「情熱を持ち、飯伊を駆けずり周る熱血漢」と評している。父と妻、2男1女、飯田市上郷飯沼。
候補を語る〜吉川派・中島康夫さん
 “ヨッシー”こと吉川さんと私は、2年半前に彼が市民型選挙(勝手連)を立ち上げた田中康夫知事の1回目の選挙からのお付き合いです。

 昨年7月の不信任案可決による2回目の知事選を経て、県議選となりました。

 吉川さんは2回の知事選とも飯伊の勝手連の事務局長を務め、現在は田中知事の後援会「しなやかな長野県をはぐくむ会」の飯伊支部長。“田中知事誕生”のために飯伊で最初に行動した男です。

 私なりの人物的批評は、正義感あふれる頑固者、そして打たれ強い男。その反面、顔つきのイメージとは裏腹(?)に、次男坊の優しい人間愛と柔軟性を持つ男でしょうか。

 選挙に対する姿勢は、旧態以前の戦法はほとんど取らず、組織に頼らない、しがらみのない、私利私欲のない真の田中知事応援団の信念。それは、その多くが田中知事を支持したと思われる選挙戦に関与しない多数の良識ある有権者を意識してのことと思われます。

 全国的にも注目された昨年7月5日の県議会でのあの不信任を思い出してください。今回、有権者の方々には従来の選挙手法に惑わされることなく“自分の1票”の大切さを、もう一度見つめていただきたいと思います。

 飯田市高羽町、耳鼻咽喉科医、56歳。

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