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社民党が知事選結果を総括
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社民党飯伊支部協議会(森田恒雄代表)の月曜討論は16日、関係者約30人が出席して飯田市座光寺の社会会館で開かれた。今回は先の知事選の結果(民意)を踏まえ、テーマを「社民党が生き残れるために今後、どうあるべきか」を設定した。この日は様々な意見は出たが、民意把握による党再生への特効薬は見つからず、今後もこの難題を継続討議することにした。
同協議会では、先の知事選結果について、各政党は対立軸を打ち出せなかったばかりか、独自候補も擁立できず、すべての政党が自主投票を強いられた。このため、政党本来の姿がまったく見えず、機能不全に陥ったのが従来の選挙とは大きく異なったと総括した。
その上で、6人の候補者全員が政党の公認、推薦を受けない「オール無党派」となり、政党不在が「政策不在」「有権者不在」の選挙戦を招いてしまった。
また、党は旧来型の地方政治に戻りたくないとする県民意識の変化に対応できずに「なぜ田中知事が選ばれたのか」の検証を怠り、政策はいいが手法、資質が悪いとの判断に陥ったきらいはなかったか。県内の党・支援組織にネジレがなぜ生じたのか。知事も手法を変え、県議を変わらねばとの声にどう応えていくのか、これらを総合的に検証していく必要がある。
そして、今後は公認、推薦、支持の場合の基準のあり方を見直し、既存の支持者や支援組織のみを視野に入れた政策、党運営の見直しも不可欠である、との認識を示した。
森田代表は、論議に入る前に「わが党としても様々な反省点はあるが、田中知事が今後どんな県政を進めていくか、見守っていきたい。幸い、知事はお出かけ知事室を設け、県議や首長と対話を行う姿勢を示しており、誠に結構なことで歓迎したい。1兆6000億円の借金、予想される400億円の歳入不足など、当面する課題については知事とじっくり話し合っていきたい」と述べた。
この後、フリー討議に移行。出された意見は「今回の知事選では、党は自主投票とした。党県議団(社県連)は長谷川氏を支援し、党松本支部は田中支援に。県議と党の方針がまったくねじれてしまい、なぜ一枚岩にならなかったのか、なろうとしなかったのか、しっかり検証せねばならない」「知事不信任案採決時にとった態度(退席)はこれもきちっと整理し、県民に納得いく説明を行い、来春の県議選までに身ぎれいにしていくことが大切だ」「政党の役割は、政治的な社会化であり、これをしないと党勢拡大につながらない」「田中知事は1年8カ月の間、車座集会などで県民と対話を重ねた。これが第一の勝因だ。県民の民意(感覚)と県議の古い考えとが大きくズレてしまっていたのではないか。これを考え直すことから始めよ」など、議論が百出。
結局、3時間余に及んだ議論も、党の生き残りに特効薬を見いだせず、今後も「党再生への方策」を継続討議していくことにした。
議論の中では「今までの利益誘導型政治は終わり、これからは党の理念を共有する人をいかに増やしていけるか。そのために来春の統一地方選では自前の候補を1人でも多く擁立し、議席確保に総力を結集することが大切だ…」との意見を主張する人もあった。
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