2003年8月21日 >>>戻る
拳銃所持で市職員送検
 飯田署と長野県警生活安全部は20日、インターネットオークションでけん銃4丁をアメリカ在住の日本人から密輸入し、所持していたとして、飯田市立の病院職員男性(45)を銃砲刀剣類所持取り締まり法違反の疑いで、長野地検飯田支部に書類送検した。

 押収されたけん銃は自動装てん式のアメリカ製S&W659、ドイツ製のワルサーP38、日本製の南部14年式のほか、回転弾倉式のイタリア製コルトM1851の計4丁。いずれも一部を加工してモデルガンに似せてあるが、金属性の弾丸を発射する機能が付いている。

 男性はけん銃を1丁20―30万円で密輸入し、所持していた疑い。

 同署の調べに対し、男性は「けん銃の収集マニアで、2001(平成13)年頃からインターネットオークションを利用して、アメリカ在住の日本人男性(44)から購入した」と供述しているという。

 同署などによると、00年以降、兵庫県警などがアメリカ在住の日本人からインターネットを利用し、けん銃を密輸入・所持していた事件の捜査を進める中で、この男性が浮かび上がった。

 これを受け、飯田署は兵庫県警などと共同捜査を進めたところ、自宅や勤務先からモデルガンなど多数を発見。うち十数点を押収し、鑑定した結果、4丁が真正けん銃であると分かった。いずれも銃身に鉛を詰めることで一時的に発射機能を失わせる加工を施すなど、モデルガンに似せているものの、同署などは「修復することで金属性弾丸の発射機能があり、人畜を殺傷する威力がある」とみている。

 また、入手先とされるアメリカ在住の日本人男性はインターネットオークションで、日本全国のけん銃マニアに多数の拳銃を販売しており、兵庫県警は現在、指名手配して男性の行方を追っているという。


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製作・著作:南信州新聞社/南信州サイバーニュース