2004年10月28日 >>>戻る
第36回日展飯伊から5人入選
 わが国美術界で最も規模が大きく注目度が高い公募展、第36回日展の審査結果が26日、発表された。

 過去2年、連続して入選者が無かった飯田下伊那地方から、3年ぶりに5人の入選者が出た。伝統の日本画部門からは今村太郎さん(飯田市座光寺)、後藤修さん(同松尾新井)、長坂節子さん(同長姫町)が、洋画部門からは南島金平さん(阿南町北条)が、それぞれ久しぶりの入選となった。異色の書部門では飯田市久米の伊藤尚和さんが篆刻作品で初入選を果たした。

 今年の日本画部門での搬入数は628点、うち入選は247点で、新入選は34点となった。県下全体の日本画入選者は5人。今年初めて審査員を務めた飯田市松尾代田の仲村良一さんによれば「旧態の常連が落ち、若い人の作品が比較的多く入った印象を受けた」。

 日本画の搬入数は昨年より22点少ない。審査主任を務めた鈴木竹柏さん(神奈川県)は、審査所感で「応募作品は意欲的で前向きの作品を出来る限りとるようにした。また伝統的なよい作品もとった。新入選が34点もあったことは日展日本画に新風が入り頼もしい」と述べたほか、特選については「新しい感覚と発想の自由さ、そして技術がすぐれ、将来に向かって期待出来る作品が選出された」とコメントしている。

 今年度の日展は来月2日から24日まで、東京・上野の東京都美術館で開催。続いて全国を巡回する。



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製作・著作:南信州新聞社/南信州サイバーニュース