2004年10月3日 >>>戻る
いいなかライナー廃止に市が陳情
 中津川駅と飯田駅を結ぶ高速バス「いいなかライナー」=JR東海バス=が今月15日をもって運行廃止することを受け、飯田市は1日、信南交通(中島一夫社長)=同市大通=に高速バス名古屋路線での中津川インター停車を陳情した。同社によると、停車については名鉄バスとの合意に達しているものの、全車両は無理として、現在、停車可能な時間帯について検討中だという。

 採算面を理由に15日でいいなかライナーの廃止が決定したのが8月末。同路線には三菱電機中津川製作所や多摩川精機社員の利用をはじめ、中京圏の大学、飯田女子短大への実家通いの学生など1便10人前後(1日9往復)の定期利用者があり、廃止決定からは対策を求める声も上がっていた。

 そこで田中秀典飯田市長や岩崎和男市議会議長らが同社を訪れ、通勤及び通学する市民の利便性を確保する上で、上下線とも“中津川IC”への停車、特に通勤・通学の時間帯の停車について要望。田中市長は「いいなかライナーの運行廃止は大変残念な結果」とした上で、「定期的に利用している市民からも行政に対して対策を求める意見が寄せられており、利便性確保のための代替対策としてお願いしたい」と要望した。

 同社と名鉄から分社した名鉄バスとの間では、すでに廃止決定直後から対応策が練られており、中津川インターでの停車は合意済み。同インターは中部運輸局の管轄であるため、名鉄バスが手続きを行うことになるが、同インターに停車することで3―5分のロスタイムが生じ、「サラリーマンなどにとってはほんの少しの時間も貴重」(信南交通)として、どの時間帯のバスを停車させるか、またインターに停車したとしても、インターから中津川駅までの交通手段はどうするかといった問題もあり、具体的な検討が重ねられてはいるものの、決定までには至っていない。

 申請してからは最短でも2カ月かかることから、中島社長は「12月中には実現したいところだが、まだ分からない。利便性の向上を目指し、少しでも早く実現するよう努力したい」と返答していた。


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製作・著作:南信州新聞社/南信州サイバーニュース