2005年3月17日 >>>戻る

阿智と浪合が合併調印


合併調印後に握手を交わす両村長と議長(阿智村で)

 阿智村と浪合村の合併協定調印式は16日、阿智村役場で開かれ、阿智村の岡庭一雄村長と浪合村の伊藤義寛村長が来年1月1日の合併を目指して、合併協定書に調印した。両村は22日に両村議会3月定例会へ合併関連議案を提出し、議決されれば24日に田中康夫知事へ申請する。

 合併協定書によると、浪合村が編入する形式で新村の名称は「阿智村」。合併後は浪合村役場を支所とし、2年間は非常勤特別職の参与を置く。協定書にはそのほか、村会議員については合併時に浪合選挙区で増員選挙(予定定数2)を行うことなど、法定協で調整してきた153項目にわたる事務事業などを明記している。

 調印式には両村法定合併協の委員や来賓など約30人が出席した。合併協議の経過を報告後、両村長が合併協定書に調印し、法定合併協の委員14人が署名。両村の首長と議長が握手を交わし、調印を祝った。

 阿智村の岡庭一雄村長は、国や地方の厳しい財政状況を踏まえて、「諸手を挙げて未来を喜ぶ合併ではなく、大変厳しい中でのスタート」と指摘。両村民同士が議論し、知恵を出し合うことの重要性を強調したうえで、「1足す1が2にも3にもなるよう、両村が持つ資源や知恵が花開く合併にしよう」と呼び掛けた。

 浪合村の伊藤義寛村長は「国の諸施策を冷静に判断し、村への執着の念を乗り越え、地域発展の手段として合併を選択した」と経緯を振り返ったうえで、「新たな時代への扉を開き、羽ばたく時。自立への意識改革を進め、新村の発展に寄与できるよう努力していく」と決意を語った。

 両村は昨年7月に任意合併協議会を設置。浪合村は10月に住民投票を行い、阿智村との合併に「賛成」が約7割を占めた。阿智村でも住民意向調査が実施され、11月の集計で浪合村との合併に「賛成」が過半数を超えたことから、昨年12月に法定合併協が設置。全5回の会合で事務事業の一元化や新村建設計画の策定を終えていた。
阿智と浪合が合併調印
飯田市議選告示まで1カ月
3市村合併協で10月1日合併決定

製作・著作:南信州新聞社/南信州サイバーニュース