2006年2月25日 >>>戻る

ポイ捨て禁止を呼び掛け



 卒園を控えた飯田市立鼎みつば保育園(岡沼照子園長)の年長園児49人は24日午前、アップルロード(国道153号飯田バイパス)の名古熊交番付近で、ドライバーや通行人にゴミのポイ捨て禁止を呼び掛けた。上り・下り両車線の歩道で「ごみのぽいすてはやめてね」と一文字ずつ書かれた看板を掲げ、このスローガンを元気に連呼した。

 ゴミの分別や太陽光発電などで園児の環境意識を高めている同園では、昨年から園児の発案で散歩コースのゴミ拾いを展開。「できることから始めて、徐々に地域の環境と地球温暖化を改善していこう」という思いは全園児の心に定着し、保護者の意識にも変化がみられるという。

 看板による啓発活動も園児のアイデアによるもので、保育園での環境活動の集大成として計画。散歩コースの中でも特にゴミの多いバイパスを通る人たちに「(ポイ捨ては)いかんということを見てもらう」と、注目を集めやすい信号付近を選んだ。

 園児たちは道の両側に分かれ、一列に並んで看板をかざすと、声を合わせて「ゴミのポイ捨てはやめてね!」と20分ほどPR。純真な訴えは大人たちの心に響いた様子で、多くのドライバーが車窓から笑顔で手を振ったり、「ご苦労様」などと声を掛けて応えた。

 1時間ほどかけて周辺のゴミを拾い集めながら帰った園児たちは、たばこの吸い殻やビニール、食べ残した弁当などの量の多さに「大人はいかんことをしとる」「目がつぶれる」「絶対しちゃいかんことだ」などと憤慨していた。

 懸命な姿を見守っていた岡沼園長は「かわいい園児たちの呼び掛けは多くの人に届いた。小さい時から環境問題を肌で感じている子どもたちが大きくなったころには、社会が変わっていてほしい」と話していた。
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製作・著作:南信州新聞社/南信州サイバーニュース