2006年5月18日 >>>戻る
西本被告に死刑
 飯田市、高森町、愛知県春日井市で2004(平成16)年に起きた4件の連続殺人事件で、強盗殺人など9つの罪に問われた本籍飯田市、住所不定、無職、西本正二郎被告(29)の判決公判はζ17日午後、長野地裁(土屋靖之裁判長)で開かれ、土屋裁判長は「被告人を死刑に処する」として、求刑通り死刑判決を言い渡した。

 この日の西本被告は、眼鏡をかけグレーのトレーナーにブルーのジーンズ姿で刑務官4人に付き添われ、午後1時15分に入廷。短く刈り込んであった髪はやや伸びており、座ったまま足を開き手を両ひざの上にのせて、背中を丸めじっと正面を見つめた。裁判長の「死刑」の言葉にも身じろぎせず、退廷前には遺族傍聴席に向かって一礼した。

 土屋裁判長は主文を後回しにし、西本被告の生い立ちや心情から朗読を始めた。判決理由では「被告人は確定的殺意を持って犯行に及び、その態様は冷酷かつ残忍で被害者遺族の処罰感情が峻烈(しゅんれつ)で、財産的被害も甚大。何ら落ち度のない被害者4人の生命を奪うなど被告の刑事責任は誠に重大を言わざるを得ない」と述べた。

 閉廷後、被害者の島中実恵さん(当時77)の長女、桜井好子さん(53)は「これが当たり前の判決」、夫の奨さんは「死刑判決がでたのでとりあえずほっとしている」と語った。

 弁護側は閉廷後、「(判決は)釈然としない。被告人にはすぐにでも接見を試みて、控訴を勧める」と話した。

西本被告に死刑
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製作・著作:南信州新聞社/南信州サイバーニュース