山村留学などを手がける泰阜村田本のNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターがこのほど、農林水産省の「立ち上がる農山漁村」に選定された。山村の素朴な生活のなかに教育の原点を求め、創意工夫と努力を重ねた活動が評価された。
立ち上がる農産漁村は、農林水産業を核とした自律的で経営感覚豊かな農山漁村づくりの先駆的事例を「立ち上がる農山漁村」として選定し、全国に発信・奨励していく目的で、2004年に始まった。農林水産業、農林水産物、農山漁村に造詣が深い各界の有識者による会議で毎年、30ほどの事例が選定されている。
今年度の有識者会議は、1月17日に首相官邸で行われ、安倍内閣総理大臣をはじめ、塩崎内閣官房長官、松岡農林水産大臣、有識者会議などが出席し全国の公募のなかから選定し、50事例を決定した。
グリーンウッドは、夏と冬の短期キャンプや通年の山村留学、一般を対象にしたワークショップなどを手がけるNPO法人。自然体験やものづくり、日々の生活を通じ、子どもたちが自らで考え、困難を乗り越えていく過程に教育の本質を求めてきた。
グリーンウッドの佐藤陽平広報部長は、「私たちの活動が国に認められて嬉しい。農山漁村は都会に比べて不便で自然も厳しい。だからこそ知恵を出し合い、皆で協力していくことが必要だと思う」としていた。
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