| シリーズ「県議に聞く」〜田中前知事不信任の理由〜 | |
「理念先行・手法に問題」 下伊那郡区・森田恒雄氏(社会県民連合) |
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―知事への不信任決議案の採決では「退席」した。県民には分かりずらい、との声もあった。 森田 不信任案提出は、汚職とか犯罪など明確な不祥事が生じた時、これを根拠に提出するのが本来の姿。県民にはダム問題のみを論点とした不信任と映り、到底理解は得られず、議会と知事との感情的対立、との誤解を招きかねない。また、議会として県民に説明責任を果たす必要があった。不信任案には、賛成と反対の討論しかできず、中間はあり得ない。このため、退席の道しか残されていなかったのが理由だ。 ―森田県議は、社民党飯伊支部協議会の代表であり、今後、社県連がとった態度(退席)をどう郡市民に理解を求めていくのか。 森田 あらゆる機会を通じて私たちのとった行動を説明する。きっと分かってもらえると思う。県会だよりも発行し、下伊那全域と一部飯田市にも配布する。ダム問題のみならず、景気や雇用対策、福祉を守る立場から介護慰労金の本年度分完全支給、産廃処理施設建設、財政問題など、我々は具体的方針の提示を求め、より慎重審議すべきと主張した。これを郡市民に分かりやすく説明したい。 ―田中前知事のどこがいけないのか。 森田 前知事は、政策決定までのプロセスを大切にしたいといって当選した。ところが実際には、まったく大事にしておらず、脱ダム宣言に代表されるように、首長の意見にまったく耳を傾けようともせず、現場関係者とのアツレキをつくりだした。先に問責決議を可決したように、長野県の最高責任者として余りにも不的確な面が多すぎる。 ―議会自主解散の道は閉ざされたが、今後は現職議員として知事選にどう対応していくのか。 森田 まだ対立候補が誰かはっきりしない。が、確定した段階で党、後援会などの組織討議を経て、慎重に対応したい。今の段階では決められない。 ―自分の選挙区では、欠員に伴う補欠選挙がある。保守系の1人が名乗りをあげたが、この方はどう対応するのか。 森田 来年4月の本選挙が控えており“高みの見物”とはいかない。私たちの理念を共有する人が出たら、支援していくことになろうが、現段階では未定だ。 ―最近の選挙は、従来型の組織選挙が通用しなくなっている。議員も地域の利益代表から脱する必要がある、と指摘する声もある。 森田 知事選は全県1区。議員は選挙区で選ばれるため、思想、理念を含め、議員は選挙区に詳しい地域を代表するのは当然だ。これからも地域代表にふさわしい活動をしたい。 |
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