| シリーズ「県議に聞く」〜田中前知事不信任の理由〜 | |
「対話ない手法に問題」 飯田市区・塩沢昭氏(県政会) |
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―なぜ田中康夫前知事に不信任を突きつけたのか。 塩沢 ダム問題だけではない。言動、言葉に問題があると何度も指摘してきたが、改善が見られなかった。副議長の立場にあるため慎重論だったが、市町村長の不満の声も高まるばかりで、不信任決議は時間の問題だったと思う。 ―県政会への批判が高まっているが。 塩沢 県政をチェックすることが議会の仕事。その機能を果たしたまでだが、県政を停滞させたことは事実であり、県民のみなさんに申し訳ないことをしたとも思っている。一時、苦しい風を感じたが、区切りを付けるという意味で不信任決議は正しかった。田中氏も発言の中で議会との対話の必要性を叫ぶようになった。意義はあったと思う。有権者には説明責任があるので、地元で話さなければならない。 ―知事選に候補を立てない姿勢に批判もあるが。 塩沢 不信任案提出は、候補を立てるために行ったものではない。県民が候補を生み出し、その中から選出するもの。今回の知事選は新人候補も多く、選択の幅が広がったことを歓迎したい。 ―知事選はどう対応するのか。 塩沢 県南から知事候補が出ることは貴重なこと。長谷川氏が出馬すれば応援したい。 ―今の時代に相応しい知事像とは何か。 塩沢 田中氏の場合、理念に対して議会が共鳴する部分もあったが、とにかく手法が目茶苦茶だった。理念先行ではなく、手法をわきまえた上で、理念を実現しようとする知事が必要。 ―脱ダム宣言をどう判断しているか。 塩沢 極力ダム建設を控えようとする姿勢は理解できるが、利水、治水面からどうしても必要な地域があるのではないか。三六災害の土石流で家を流され、水害の本当の怖さと砂防の必要性を知るものとして、脱ダム宣言は机上の空論にしか聞こえない。 ―県民の多くは改革を求めているが。 塩沢 改革は必要。県の財政状況は厳しく、公社化、公団化など組織改革の必要性を強く感じている。 ―知事選の後、来年4月に県議会議員選挙が控えているが。 塩沢 知事選後に地元と相談して自分の進路を決めるつもりだが、誰であれ新しく選出された知事の手法、政策を今後も見守りたいという気持ちは強く持っている。 |
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