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『明治の礎 松尾多勢子小伝』 最新刊

 四六判並製本106ページ 定価800円(税込み)

清水 勉 著 南信州新聞社出版局刊行

多勢子の生き方に感動!

正永寺原の清水さん

『明治の礎 松尾多勢子小伝』刊行

2008年11月から翌年8月まで34回にわたって「南信州」紙に掲載された飯田市正永寺原の清水勉さん(77歳)の「松尾多勢子の生涯」が、加筆訂正され『明治維新の礎 松a尾多勢子小伝』としてこのほど上梓された。
「明治維新という有史以来の大変革(革命)の坩堝(るつぼ)あって、五十一歳という当時としては高齢に属する女性が単身を投じた事跡と、その生涯」に魅せられ、もっと地域の人に知ってもらおうと書き始めた清水さん。市村咸人の著書はじめ多くの資料を渉猟・駆使して「松尾多勢子が、志なかばで散った若き草莽の志士や元勲として先駆を成した人々に伍して、維新の礎の一員」であることを確信した。
 このほど自身の節目となる喜寿にあわせ、新しい一歩を踏み出す自らへの励ましの意味も込めて出版に踏み切ったもの。
 アメリカの女性史研究家アン・ウォルソールなど最新の研究を盛り込みながら、多勢子の書き残した「都のつと」を読み解き、丁寧に多勢子の生涯を辿った。「著者が学者でない分、読みやすいものができたのではないか」と、清水さんは一仕事を終えた感想を述べていた。本書は執筆を応援してくれた知友に配られたが、忘れられていく郷土の偉人を広く地域の人に知ってもらいたいと平安堂など書店でも販売する。
 本書は四六判106ページ、定価800円(税込み)、発行は南信州新聞社出版局。購入・問い合わせは平安堂各店及び南信州新聞社まで。(嶋)